対戦分析
不利。カービィ使いなら誰でも遭遇する最も大きな壁として、熟知してる相手に対してはフィニッシュがとても難しいという問題がある。軽量級の割にスマッシュ攻撃の威力ふっとばしが中量級並みのためフィニッシュに困らないイメージがあるが、実際は癖が無さすぎるので読みやすく対処もしやすい、警戒していれば当たらない技ばかりというのが現実。
特にルカリオのように横方向への牽制が強く、着地狩り拒否と攻撃判定が優秀な相手にフィニッシュを当てるのは本当に苦労する。そこを補うために高い復帰阻止能力を持っているのだが、ルカリオは上Bの復帰能力が高すぎて通用しないという悪夢。
%が溜まったルカリオが横方向に強すぎるため、リーチが並以下な上に移動力も低く、まともな飛び道具も無いカービィは一発当てるだけで苦労する。はどうだんとはっけいで牽制しながら適当に横回避するだけでカービィのフィニッシュ択を入れられる隙がほぼ消える。非常に不利な読み合いに勝たなくては、いくら%を溜めても不利さが増すだけでフィニッシュまで辿り着けない。
また、これはトレーニングでお互いのダメージが76%の状態からルカリオの溜め無し横スマで終点中央(復帰台下)のカービィがバーストする。そのほか溜め無し下スマなら90%、はっけいの掴みなら102%、最大溜めのはどうだんで112%、かげぶんしんで88%でバーストする。
100%越えたあたりからカービィ側は掴みと飛び道具とカウンターに対してもフィニッシュされる危険性を考慮に入れながら動くことになる。ガードしても不利、牽制しても不利、待てない上に攻撃はリーチ負け判定負けし、復帰阻止も通用しないので、まずはこの状況にならないようにすることが目指すべき指針となる。
カービィ側が30%溜められる前に、ルカリオ側に90%のダメージを与えることを目標としよう。……というのは言いすぎだが、ルカリオをバースト圏内に持ち込んだ時点で倍くらいの差は欲しい。
幸い波導が溜まるまでは普通の立ち回りでも若干の有利が付く。そうすれば波導が溜まって立ち回りガン不利な状態になっても、勝ちまで辿り着くことができるだろう
ちなみに本編ゲームやアニメ内では「波動」だけど、映画とスマブラでは「波導」が正しいらしい。映画基準だから異様に強いのかと思えば納得できるかも知れない。いややっぱ無理だ。
ちなみにしんそくでも134%でバーストする。
「はどうだん」をコピーするのが有効
補正がかかってないうちにルカリオをコピーして「はどうだん」を使えるようにしておくとかなり楽になる。しんそく、崖登り、着地狩りでぶち当ててバーストしやすい。特に「しんそく」は下方向から復帰してくる場合はストーン、他方向は「はどうだん」で早期バーストも狙える。
ただ問題があるとすれば補正がかかったルカリオの飛び道具をくらったら一発でコピー剥がれること。まぁそのレベルになったらだいたいバーストされるだろうけど。
またルカリオ側からしてみればコピー後は空下反確だから、それを狙ってくるかで対カビどれぐらい分かってるかを推し量れる。
ルカリオの空ダ
空ダつかって貯めを押し付けてくるルカリオがいる。やり方は右向きのジャンプ中なら「←・NB・→」と素早く入力することで左にバックしつつ右向きに波導を溜めるという変態挙動ができるのだ。もちろんこれを安定して出せる相手のルカリオも相当な変態。
そして空中の横移動が遅いカービィには無用のテクニックである。